つぶやき ワーママ

意外や意外!ワーママが実は楽しいということ|ワーママ退職してから実感

今、ワーママを辞めたい方にちょっとだけ考えていただきたいことがあります。

フルタイム正社員ワーママを息子が7歳の時に退職しました。本当にハードで、職場に気を使い、子供に罪悪感を感じ、肉体的にも精神的にも限界に達していました。

こういう方がどんなに多いことか。

その後、1年弱ほど専業主婦を経て、考え方に変化があり正社員復帰をしました。しかし職場環境が悪かったので退職。次にフルタイムではあるけれど仕事の責任が少ない派遣社員に挑戦。そこでも考え方に変化があり、自分が本当はどうしたいのかハッキリ見えてきたのです。

ワーママで大変なこと

私の実体験をご紹介します。私は完全ワンオペのフルタイムワーママです。

息子が生まれた瞬間から、夫は徹底して育児に参加しなかったので、夜泣きの対応や全てのお世話は私一人で行ってきました。
息子が9カ月で仕事にフルタイム復帰。

職場では産休育休を取るのが私がほとんど初めてだったので、時短という選択肢があることもよく知りませんでした。知っても、周囲からの理解が得られるのか全く分からない状況でした。

ワーママで大変なことの上位に入るのが「保育園からの呼び出し」ではないでしょうか。それ以上に大変なのが、朝起きた瞬間に「熱がある…」と気づいたときの絶望。

職場に連絡するのが憂鬱すぎる。それならば、まだ「仕事には来たけど呼び出しがあったから仕方なく帰る」方がマシだと思っていました。

息子の心配よりも、職場に連絡するのが嫌だという考えでいっぱいになる自分に自己嫌悪。こんな気持ちになることが二度とない世界に移住したくて、専業主婦に強烈な憧れを持ちました。

専業主婦をやってみて感じたこと

専業主婦は楽ー!!当たり前です。今まで仕事+家事&育児だったのが、家事&育児だけになるんですもん。

家事&育児は大変だけど、言ってみたら自分で強度をコントロールできる。家事は手を抜けるけど、仕事は抜けない。

家事で怒られることはないけど、仕事では責任があって怒られることもある。

本当に楽でした。朝のバタバタが全然違うし、日中にネットフリックスを見ながらダラッとする時間もある。

仕事をしていたら夜ベッドに入る瞬間まで本気ダッシュですもん。

今でも、うなるほどお金があったら絶対に働きません(笑)

あんな楽な人生が存在するなんて、本当に衝撃でした。子供への笑顔も10割増し。イライラすることもなく、穏やかな気持ちで過ごすことができていました。

ワーママの自分が顔を出し始める

日々幸せルンルンで過ごしていた私ですが、頭のどこかで声がします。

「このまま退化していくのか~」

幸せ脳でいるのはとてもハッピーでしたが、全てがスローモード。

仕事中は頭の回転を常に試されている環境で、全てがスピーディー。その自分がどんどんしおれていくのを感じて、焦り始めていました。

テキパキと作業をこなし周囲とコミュニケーションを取ってバリバリ仕事をする自分を失いたくないと感じ始めたのです。

それと反比例してハッピーモードの自分も捨てたくない。真逆な自分が戦いを始めました。

もちろん、経済的にも働いていた方が外食や旅行を楽しめるという利点があります。お金の面を一旦排除しても、働く自分への未練が顔を出したのです。

究極のないものねだり状態。

専業主婦をするならカリスマ主婦レベルまで達するか、仕事をするか、大金持ちになって楽しんで輝ける専業主婦になるか。

どれかを選ばないと、ただのダラダラ人生になるなと思いました。

大金持ちは選択肢にないし、家事がめちゃくちゃ好きなわけでもない私は、やっぱり仕事かな~と思いました。

仕事に復帰して、専業主婦に未練は?

派遣社員になってみると物足りず、もっと責任のある仕事がしたいと思い、正社員復帰しました。

すると「あぁ、やっぱり組織は嫌いかも!」「あ~これですぐには辞められないし、数年は囚われの身だわ…」と一瞬思いました。

そう思ってしまった理由は新しい会社に慣れていなかったからだと3週間ほどして気付きました。ずっと長く同じ会社で働いてきて、第二の家のようになっていたところから、新しい会社に入り、知らない人、会社のクセに馴染めずしんどかったのです。

3週間も過ぎるとだいたい把握してきて、社員の名前と顔も一致し始め、「ああイヤ~」という思いが消えました。

それと同時に、「やっぱりこれこれ!」という思いにまで至りました。

派遣社員では手を出せなかった部分にも手を出せる正社員で、機敏に動く私。うっとり。

自分にうっとりするって大切!

専業主婦は飽きる

忙しすぎるワーママが切望する「暇」は、1ヵ月もすると飽きるものです。

それなら自分にうっとりする状態で生きる方が楽しいと思う。

理想は、週休3日とか、年に2回1週間休みがあるとかですよねー!!それがあれば悩むことなく働き続けるのに。

「ちょっとしたお暇が欲しい。」これがワーママの本音じゃないでしょうか。働き続けるか辞めるかという二択ではなく、働きながらたまにお暇がほしい。

学校行事や子供の病気、自分の用事ではなく、本当に休める日が年に数回あれば、こんなに悩まないのに。

子供がいる、いないに関わらず、有休とは別に年2回週1回休める制度を義務化してくれたら、日本が救われるんじゃないかと思う私です。

今できる前向きな方法

日本の制度がそうなっていない以上、ワーママがどうするべきか。

それは、もう、、

  • 働いている自分にうっとりする
  • 子供のせいか何かにして、自分だけの休みを無理やり作って満喫する
  • 働いていることの特権、お金を使う!

これが解決策な気がします。

働いている自分に恥ずかしげもなく酔いしれる。

子供の病院で…などを理由にして、実は自分の休みという日を作る。これは褒められたことではないけど、自分の休みが無いと本当に潰れます。

専業主婦になっちゃったら入ってこない給料。稼いだお金をある程度使うこと。軽く旅をしたり、外食をしたり、便利家電を買って家事を楽にしたり。

毎日いつもと同じ暮らしをしていると誰でもイヤになるし、大きな変化(専業主婦になるとか)を求め始めてしまうけど、普段から自分に刺激を与えるように意識しておけば、現職を続けながら日々が輝くのではないでしょうか。

現職がブラック企業だとか、メンタルをやられているとかでない限り、慣れた仕事、慣れた人間関係にいる方が楽です。

なんとか、今の仕事を続けながら心の革命を起こせないかを考えてみてほしいと思います。

私の現実

色々と言いましたが、私のリアルは「働かなきゃ自分も息子も生活できないし、ホントは優雅な専業主婦希望だけどこれからシングルの予定だし、専業主婦やってみたけど暇だったし、働いてる自分好きだし、グダグダ言わずに働けー!」という感じです。

脳内で色々な自分がせめぎ合うけど、答えは出てるんだから迷わず楽しくやっていこう!

もう限界と思ったら、年に数回逃げる!(自分の休みを取る、お金を使って逃避するなど。)

これで楽しくやっていけばいいじゃん!ということです。

いいじゃんいいじゃん!でやっていこう!ワーママ万歳!

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ワーママ生活でルンバが無い生活はもう考えられません。
ピカピカな家に帰るのも気持ちがいいし、掃除機を振り回す時間がなくなるのはかなりの負担減です。

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