初めて焚火をする時、焚火台はどうしたら良いか、どうやって燃やすかなどが分かり辛いですよね。
初心者にピッタリの焚火台と焚火の簡単な方法をお伝えしたいと思います。
私もキャンプを始めたころに欲しかった情報です。焚火なんて燃やすだけだと思われそうですが、母子で初めてやるときはなかなかハードルが高いような気がしてしまっていました。
でも実はとっても簡単!まずは焚火台からご紹介します。
初心者用の焚火台
難しいことは避けたい、商品選びに悩みたくないという方は、こちら一択で良いと思います。
【コールマン ファイアーディスク 45㎝】
この焚火台の良いところは、組み立てが足を3本立ち上げるだけ!というところ。キャンプの設営って細々と面倒なので、少しでも手数を減らすことがシンプルキャンプの基本です。
私もこの焚火台を使用していますが、毎回「あ~焚火台を簡単なやつにしておいて良かった~」と思います。
網が付属していてBBQもできます。
丸いフォルムが火の熱を反射させて、冬はとても暖かく感じます。
値段も安いので、迷われている方はとりあえずこちらで良いと思います。
私はどうせならかっこいいやつを…と思って試したことがありましたが、重かったり設置が面倒だったりして、結局こちらが一番使い易かったです。
選び方のポイント
- おしゃれ重視なのか
- 設置が簡単なものが良いのか
- 寒い季節に暖を取るためにも使いたいのか
- 調理もしたいのか
この4点がポイントになってくるかと思いますが、だいたいは調理もしたいし簡単なものが良いのではないでしょうか。
軽くて手軽なメッシュの焚火台は調理に向いておらず、風にも弱く、反射熱がないため暖を取るには不十分です。
最近出てきているモチーフ柄になっている焚火台はおしゃれですが手入れがやや大変だったりします。
もちろんどの焚火台もメリット・デメリットはあるので、厳選したい方は色々と検討してみてください。
薪について
薪はだいたいキャンプ場で購入できます。HPなどで確認してみましょう。
販売が無い場合はホームセンターやネットで購入します。
太い薪をいきなり燃やすのは難しいです。よく乾燥した薪であれば可能ですが、たまに乾燥が足りていない薪にあたってしまうこともあります。
着火剤を用いてもなかなか火が安定しないことがあるので、私は「焚き付け用の薪」も用意しています。
薪をネットで購入するなら
キャンプ場の薪は種類などがいので悩むことなくそれを購入するしかありません。ほぼこのパターンになります。
稀に薪の販売がないことがありますので、その場合の薪の選び方をご紹介します。
燃えやすく燃焼時間が短い【針葉樹】
火が付きやすいので初心者におススメなのは針葉樹です。が、すぐに燃え尽きてしまうのでコスパ悪めです。でも最初の焚火で不安であれば針葉樹で始めてみてください。
焚火でまったり延々と晩酌するのであれば広葉樹も用意しましょう。
火が付きにくく燃焼時間が長い【広葉樹】
最初は火が付きにくく広葉樹だけでは苦戦しますが、一旦火が付くと長く燃焼してくれます。
燃やすまでの難易度が高いので、焚き付け用の薪を準備しておくと良いです。
セットで購入
針葉樹と広葉樹をセットで購入もできます。購入に迷う場合はセット買いが安心です。
焚き付け用の薪
私はキャンプ場で薪を買うとしても必ず焚き付け用の薪を準備しています。
着火剤と焚き付け用の薪があれば必ず火が付きます。
キャンプ場の薪は乾燥が甘くて太いものだと全然火が付かないことがあるので、これを常備しておくと安心です。
また、子供がある程度大きくなると(年長ぐらい)焚き付け用の薪に火をつけて遊んだりするので何かと便利です。
これを一箱購入しておくと長く使えます。
その他必要なもの
着火剤
着火剤は必ず必要です。焚き付け用の薪にバーナーで火をつけるという手もありますが、不確実です。
着火剤は100均などでも購入できますが、安すぎるものは着火の際に強い臭いがすることがあります。
私はこちらの臭いがしない着火剤を使います。箱もカッコ良いのでキャンプ気分が上がります。
【ドラゴン着火剤 ファイヤーサイド】
グローブ
焚火台は触ると大やけどになるので注意です。グローブは必要です。
薪を追加する際にも役立ちます。
軍手は火傷するのでおすすめしません!
見てテンションが上がる&性能から、ノルディスクのグローブはおすすめです。
【ノルディスク レザーグローブ】
火ばさみ
火ばさみも、薪を動かしたり追加したりする際に必須です。
安物は先が合わなかったりして熱い薪を落としてしまう危険性があるのでおすすめしません。
お子さんがいる場合はなおさら安全性を重視しましょう。
せっかく少し良い物を可能のであれば、格好いいロゴが付いているものだとテンションも上がります。
【スノーピーク 火ばさみ】
お子さんが小さい場合
小さいお子さんがいる場合は、焚火に突進していかないかなど心配になります。
お子さんの性格や年齢にもよりますが、直接焚火に届かないようにするため、私は焚火台テーブルを設置していました。
母子キャンプが多かったので、一人で子供を見守り続けるのに限界もあり、子供が穏やかなタイプだったのでこのテーブルで危険を回避できていました。
コールマンの焚火台とセットになるものがあるのでおすすめです。
【コールマン ファイアープレイステーブル】
キャンプ用のテーブルを出さずにこの焚火台用テーブルだけでキャンプすることも多いです。
焚火台でご飯を作って周りに座って食べるというスタイルは、よりアウトドア感が高まるので好きです。
安全な焚火のために
お子さん連れのキャンプは十分に火の安全に気を配りましょう。
火が消えているように見えても朝まで薪が熱い状態です。水をかけても「ジュー」と音が無いことを確かめてからテントに入るようにしましょう。
少しでも見えない場所に火種が残っていると、風で飛んでテントに当たってしまう可能性もあります。
燃えた後の灰の処理時にも、熱い可能性があるのでグローブを使い、慎重に処分しましょう。
キャンプ場に灰を捨てる場所があることがほとんどなので、そこに廃棄します。
焚き火台が熱い場合は特に気をつけましょう。
焚火の前では家族との会話が弾んだり、家では得られない時間を過ごせます。
人生に焚火を!
いつか巣立ってしまう子供との思い出作りをたくさんしたいですね。