ワーママ

アラフォーワーママ退職の現実|退職後の心の動き

ワーママ退職をして、実際の心境や、こうした方が正解なのではないかという気づきについて発信してみます。

退職後の1~2ヶ月、3~4ヶ月、5~6ヶ月で心境がどんどん変わっていく自分に驚いています。

退職を考えられる場合は、後悔や失敗が無いようにしていただきたいと思います。

退職〜1・2ヶ月

退職前の想定としては、退職後はパートになり、息子の中学受験に寄り添おうと思っていました。

退職してから専業主婦期間を長く取るのは何となく嫌だったので、有休消化中にパートの面接を受けました。

でも実際にパートの仕事が決まった途端、ずっとフルタイム正社員でやってきたのに、そのキャリアをここでストップするのか?と思うとものすごく勿体無い気持ちになり、やっぱり正社員を目指そうと思い直しました。

結局はバタバタ忙しく、ストレスが溜まりながらも充実した日々が好きだったのです。
これは退職しないと発見できなかった感覚でした。

その気持ちに気付き、退職をした後、色々と考えました。
せっかく思い切って退職したのだから、前回と同じレベル・同じ内容のストレスではなく、もう少し良質なストレスにしたいと考えました。

そして、正社員でまた頑張るのであれば、少し休息期間を持とうと思いました。
退職直後で疲れ切ったまま再就職をしたら、どうしてもっと遊ばなかったんだろう、専業主婦を楽しまなかったんだろうと後悔すると思いました。

それでも、何もしていない自分に焦る。ブランクが開いていくのが怖い。この気持ちも強かったです。

このように、退職から1~2ヶ月は方向性を定める期間となり、一旦人生の休息を取ろうと思う気持ちと、早く仕事を見つけないと再就職が難しくなるのではないかと焦る気持ちが入り混じり、心が常にざわついている状態で過ごしてしまいました。

退職前に方向性をきちんと決めておけば、スケジュール感を持って目的に真っすぐ進めていたのになと痛感しました。

退職しないと分からないこともたくさんあるけれど、経済面や子供の進路などを考えてどの働き方がベストなのかは見定めておくべきでした。

退職〜3・4ヶ月

人生に一度ぐらい失業手当をもらってみよう!と思い、無職の状態を焦ってしまう気持ちに蓋をして受給手続きをしました。

しばらく仕事はしない!と決めることは、なかなか勇気のいることでした。

でもそれを決めることで、無職の状態を楽しめるようになりました。

みんなが出社する時間にカフェにいたり、日中に優雅にスーパーで買い物をしたり。
本当に退職したんだ〜とニヤニヤが止まらない状態になりました。

ですが、それとは正反対の自分の存在も感じます。
本当にこれで良いのかと問う、冷静な自分がずっと背中合わせにいる状態でした。

周囲の人たちは、「失業手当をもらって一度ゆっくりしたらいいんだよ」と優しい言葉をかけてくれます。
逆の立場だったら私もそう言います。

でも当人はこの言葉に流されてはいけないと思います。人間は楽で優しいアドバイスに流されがち。

自分の経済状況や、再就職の市場価値なども総合的に考えて決定しなければなりません。

私はブランクなく正社員で働いてきたため、再就職はそこそこ簡単なのではと軽く考えてしまっていました。

これが大間違い!!(40代の方、よく聞いてください!)

私と同じぐらいのスキルを持つ30代はウヨウヨいる。会社は30代を採用するに決まっているのです。

相当希少なスキルを持っているなら話は別ですが、普通に事務や人事のスキルしかない私なんて、見向きもしてもらえませんでした。

面接に漕ぎ着けるまでに、書類選考で落とされるのです!職務経歴では落とされていないと思うので、考えられるのは「年齢」。

前回の転職活動が29歳だったのですが、その時は不採用になった会社はありませんでした。

あれから更に経験を積んだのに、経験は考慮されず「年齢」なのです。

当然です。私も人事部だったので痛いほど分かります。

経験のある40代より、まだ未熟だけど未来のある20代・30代前半を採用するのが当たり前。

人事部をやっていたのに、自分には当てはまらないと勘違いしていました。本当に自分の事って見えないですね。

失業手当をもらってから仕事を始めようと決めてはいたものの、良い仕事があれば再就職しようとは思っていたのでいくつか応募しました。

でも書類選考で落とされたり、面接に行っても育児しながらでは対応できないほどの残業があったりと、全くご縁がありませんでした。

これはとても傷つきました。人事部の頃、ポンポン応募者を不採用にしてきておいて、いざ自分が落とされる立場になると今までの自信を全て奪われてしまいました。

そんな失意の中、5・6ヶ月目に突入します。

退職〜5・6ヶ月

既に再就職に失望した状態で約半年が経過しました。

ですが、再就職を急ぐ気持ちが薄れた結果、良くも悪くも専業主婦の自分が安定してきます。

別に節約しながらゆるゆる暮らせばいいのではないか。受験費用や学費の分だけパートで補えば良いのではないか。

学校行事で仕事の調整をしなくても良い状況に慣れ、これが本来の人間の姿なのではないかと思えるほどです。

でも本当は分かっています。どんどん自分が「社会人離れ」してきていることに焦っている自分を。

近所の人に会い、笑顔で話す。ただこれだけのことでも、今までは「会社員スマイル」だったはずなのに、今では「主婦スマイル」になってしまったなと感じます。

どちらが好みかは人それぞれですが、ずっと働いてきたことに誇りを持っている私にとっては許しがたいことでした。

もう一度「社会人スマイル」「社会人オーラ」を身に纏いたい。強くそう思います。

人から見ると何にも変化は無く、誰も気づいていないと思うのですが、自分が気づいてしまっている時点で目を逸せません。

いつだって全ては手に入らないので、今は「社会人としての誇りと経済的なゆとり」を失い、「時間的なゆとり」を手に入れている状態。

自分が何を欲しているのか再度考える時が来たなと感じています。

何を優先するか。いつでもそれを考えて、納得していないとその時の状態にいつまでも満足できません。

退職を考える方へのアドバイス

退職を決める時は一大決心のもとに決断するのであり、何かを失う覚悟はできているはずです。

でも、現実になるとやはり思い悩むもの。

退職後の想定はバッチリしてからにすべきだと思います。その後色々と変更していくのは自由なので、退職後に後悔や辛い思いをしないように細部にわたり計画が必要だと思います。

退職後、どういう働き方をするか。どういう職種で再就職するか。勤務地はどうするか。いつまでに再就職するか。年収の想定や残業の量、中学受験はするのか、どの程度の節約ならできるのか。

注意点として、私の場合、本来ならパートでやっていける予定だったところが、家庭の事情で夫と別居することになり、さらに離婚もあり得る状態になったことから経済面で将来が怖くなったのですが、こういった人生の変化も起こり得るということも少しは視野に入れた方が良いかなと思います。

夫が転職するかもしれない、病気になるかも知れない。ずっと今の状態が続くかは誰にも分からないので、今ある自分の貯金額や老後資金のことまでざっくり考慮しておかなければ、いつか怖い思いをするかも知れません。

生きる上での不安感を潰していく、これがとても重要だという結論に至りました。

辛いから、多忙すぎるからといったことだけで動くのは一旦ストップして、不安感のない将来に向けて人生設計をしましょう!

私の現状

私の現状としては、やはり今の時間が自由な状況を維持したいという気持ちがあり、もう少し足掻いてみようと思っています。

何を足掻くかと言うと…、自分で仕事がしたい!

せっかく退職したのに、また同じように会社員をするのか?という疑問も常に背中合わせに存在していて、再就職で見向きもされないことが逆にチャンスだったのではないかと最終的にこじつけたいという安易な発想ですが、もう少し…全力で足掻きたい。

夫との別居などで心が弱り、この「独立」の夢に向かって全く努力ができていなかったので、ちゃんと全力で足掻いてから考えたいと思っています。

甘いですが、せっかく一大決心をして退職をしたので、夢見させてください。

何を始めるか方向性が見出せるまで、自分がどういったことで活躍できるかをココナラで試します。

また進捗をご報告いたします。

モノを売らないフリーマーケット【ココナラ】

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