家の中が物で溢れていると、気持ちも落ち着かないし家事も進まない。
片付けをしても片付いているのか片付いていないかも分からなくなって、家事がエンドレスに見えてしまう。
毎日帰宅時に、ドアを開けると「あ〜家事しなきゃ…」と常に心がイライラした状態になってしまう。
家の中がスッキリしていると、片付けも簡単だし心の中もスッキリする。
断捨離はワーママにこそ有効なものだと思います。
断捨離したら叶うこと
断捨離をしたら、とっても掃除が楽になります。
例えば棚の上に物を置かなくなったら、拭き掃除もシュッと拭くだけ。
床に物がなくなったらお掃除ロボットも使えます。
物が多いと子供も片付けが嫌になってなかなか手をつけてくれませんが、いつも部屋がスッキリしていて何をどこに片付けるのかがはっきりしていると自ら片付けたりもしてくれるようになります。
「物のアドレスを作る」とよく聞きますが、これは本当に効果的です。
収納スペースは8割しか物を入れないというのもかなり心に余裕ができます。
子供がいると8割に抑えるのは難しいですが、9割を目指すと余白ができ、物を片付けるときに詰め込まなくて良いので気持ちよく片付けができます。
子供のために物のアドレスを棚などに貼っておくと、子供も片付けがしやすくなります。
断捨離のコツ
断捨離のコツはたくさんテレビでも本でもあふれているので既にメジャーになっていますね。
3年使っていない・着ていない服などは捨てる。
いる・いらないの箱を作って選り分けていく。
自分の好きなものだけに囲まれて生きていく。
これって、子育てしていたら難しいですよね。子供の作品などは捨て辛い……
子供の作品は、思い入れがあるもの以外は写真に撮って捨てるのもアリです。
私は同じ時期の作品を1つ選んで残すようにしていました。保育園だと3ヶ月で1品、学校だと年に3品まで、などです。
子供の作品収納用のBOXを使用しています。
こちらは結構サイズが大きいので、逆に収納場所に困る気がしてしまいますが、保育園・小学校と進むにつれこのサイズで良かったと思います。
大きい作品も崩さずに入れられるので気に入っています。

道具を減らす
キッチン道具もたくさんあると便利に思いますが、最低限にしておく方が意外と手早く料理ができます。
道具がたくさんあると、そこから選び出すのが面倒だったり、収納で重ねてしまって奥の物を取り出すのが億劫になります。
キッチン道具はスッと手を伸ばしてパッと取れる状態が理想。
我が家のコンロ周辺の壁はマグネットが付かないので、こちらを使用しています。
今季の服はハンガー収納できる分だけ
その季節に着用する服は、全てハンガーで掛けられる分しか持ちません。
洗って収納する時にも楽だし、切る時にもチャチャっと取り出せてストレスがありません。
ポイントはぎゅうぎゅうにハンガーを詰めないこと。
これをすると服にシワができたり、服を探す時にも煩わしくなってしまいます。
服はお気に入りの良い物だけをハンガーで吊るして並べることが気持ち良い暮らしの重要ポイントです。
ハンガーも適当な物ではなく、愛着の持てるものがおすすめです。
洗剤・食品のストックはほどほどに
私は洗剤類のストックを在庫管理しています。
製品名とストックの数を一覧にしておき、収納場所に鉛筆と共に吊り下げておき、使う度・追加する度にチェックしています。
そしてストックがラスト1になったものをメモして、月に1回のドラッグストア買い出しの日に買うというサイクルにしています。
ネットショップの定期便にすると少し割安になったりしますが、早めのサイクルで届いてしまい、収納スペースがいっぱいになってしまうので私はお勧めしません。
必要最低限、でも在庫は切らすことのないように月1回の棚卸しで管理しています。
ここまでする必要はないかと思いますが、ストックを溜め込むと収納スペースの空気が淀む気がしませんか?
収納スペースも9割収納として、物を探すことなくスッと取り出せる状態が気持ち良い状態です。
食品についても同様で、調味料もストックを把握しておいてラスト1個の時点で買い足すのが良いです。
お菓子やレトルト類も最低限。買ったもののずっと使わずに収納されているものについては2度と買わないという気持ちでいましょう。
家の中の空気を流してストレスなく
物が多いと家の中の空気が淀みます。
そうすると気持ちが重くなり、親も子もやる気が減少してしまいます。
家の中がスキッとしていて空気が綺麗であれば、家事にも勉強にも集中でき、良い時間が流れます。
断捨離はワーママ・お子さんのいる家庭にとても良い影響を与えます。
子供がいるから物が多いのは仕方がないと諦めるのは勿体無い。
子供が成長して巣立ってしまうまで、少しでも良い時間をご家庭で過ごしていただきたいと思います。